Q3 今回の会場内でどのように設置されましたか?
アンテナの設置は上手にAB、下手の同じところにAB、ディレースピーカー近くにABの計6枚。
そこで役立ったのが4 ZONE。
この製品は最大8枚のアンテナゲイン調整が出来ます。普通だと全て計算してブースターゲイン調整を決めますが、4 ZONEで細かく設定することが出来るのでそれは楽でした。
※4 ZONEにブースター機能はございません、1dBステップで最大31dBまで減衰出来ます。
混合のためT分岐を使うと電圧が足りなくなるので、ACアダプターを使いますがノイズがのってトラブルになっても困るのでなるべく使いたくないです。4 ZONEは各アンテナに十分な電流を供給することが出来るので安心です。


アンテナを下手、上手に設置した理由はステージ後ろに70m幅のLEDパネルが設置されていた為です。
受信機側には4 ZONEとOPTIX3/Reciverを設置。
ディレースピーカー側にはOPTIX3/Tranmitterを設置。
OPTIX3はNeutrik製の光ケーブル(150m)で接続しています。
※光ケーブルはシングルモードです。
※OPTIX3を使用していただくと光ケーブルの部分は一切ロスしません。

元々は同軸を引っ張って延ばせるところまで延ばしてアンテナを設置しようという案もありましたがMJ SOUNDの山嵜さんが持ってこられたOPTIX3を使ってみたいということになりました。
また、SHURE製のアンテナで4 ZONE使用、AXT630で帯域にフィターをかけてイヤモニの帯域が入らないようにハンドの帯域だけを受信するように各社の受信機に分配して使用しました。
今回ワイヤレスはSENNHEISER・WISYCOM・SHUREを使用していました。メンバー各自が普段から使用しているマイクを選んでいます。
通常ですと同一メーカーで揃えるところですが、アーティストの意向で色々なメーカーのワイヤレスを使用することになりました。
どのメーカーにも最適なRFシグナルを供給することが出来ました。
