多チャンネル運用の場合

RF VENUE 製品の使用例

多チャンネルワイヤレス運用の場合は組合せ次第でいろんなPlanが組めます。

@東京ドーム

W/L 40 波(内 16 波が 1.2GHz 帯) ハンドマイクやヘッドセットを

組合せたプランです。

 

ステージの形状

外野側にエンドステージがあり、アリーナ面にもランウェイが走っていて、その先にも独立 したステージが設置されています。 それ以外にもアリーナ面にはトロッコが外周を走り回れる仕様になっています。

 

ANTENNA+4ZONE+OPTIX3

使用したアンテナは SHURE UA874 を 4 枚 それ以外にも 1.2G 帯アンテナ SHURE UA874Z16 をクアッドバーシティ仕様で 4 枚使用しています。

UA874 を 4 枚使用するために必要なアイテムが RF VENUE 4ZONEです。

 

4ZONE とは?

4ZONE は A Antenna と B Antenna それぞれに 4 枚のアンテナが接続できる製品です。

最 大 8 枚のアンテナのマネージメントをする事で、いままでコントロールが難しかった環境 でも安定した受信環境を得る事が可能になります。
各アンテナのゲインコントロールが 1dB ステップ毎で調整出来ます(ブーストはできませ ん)最大-31dB のアッテネーションコントロールが出来ます。

またアクティブ・アンテナや インライン・アンプなどへの⻑いケーブル配線に対応するために、ON/OFFの選択可能な 12V DC 電 源を備えています。

 

OPTIX3 とは?

さらに 2 枚のアンテナはエンドステージから 100m 以上も離れたところのステージに設置。 この設置に一役かったのが Optix3 です。
通常は BNC を使用しますが、この製品は光ケーブルで電波を伝送することが可能になりま す。今までは細かな計算が必要でしたが、そんなことはしなくて済みます。

複数のアンテナを使用することで受信カバーエリアを拡大でき、4ZONE で各アンテナか らの入力ゲインを調整することで 個々のアンテナのカバーエリアをコントロールすること ができます。

また複数のアンテナをマネージメントができることでマルチパスドロップアウトも防げる 確率がグンと上がります。

このような組み合わせで使用していただくことでワイヤレスシステムがアップグレードさ れます。 マルチゾーン・ワイヤレスマイク・プロジェクトのためのターンキーパッケージを完成させ ることができます。

RF VENUE の製品はワイヤレスシステムを向上できます。
広い会場において今までは 2 枚のアンテナだけで電波受信をする事が一般的でしたが、 これからは複数のアンテナをマネージメントする事が安定したワイヤレスシステムになる でしょう。

注)RF VENUE はホワイトスペース帯+専用帯 及び B 帯までの周波数をカバー出来ます。